皮膚症状
皮膚症状

子どもの肌はとてもデリケートです。皮膚に分泌される脂分が少ないため、乾燥してバリア機能が弱かったり、免疫力も弱く皮膚の感染症にかかりやすかったりします。乾燥による刺激や細菌・ウイルスの感染を受けやすく、おむつかぶれ、あせも、湿疹といったトラブルが絶えません。
また、お子さま特有の皮膚症状もあり、個人差も大きいため、しっかり診察したうえで、一人ひとりに合った適切な治療を行うことが大切になります。
単に「薬を塗って治す」だけでなく、「どうすれば再発を防げるか」「正しいスキンケアはどう行うべきか」といった日常生活のアドバイスを含め、お子さまが健やかな肌で成長できるようサポートいたします。
「たかが湿疹」と思わず、お子さまの肌に赤みやかゆみ、ブツブツが見られたら、お気軽に当院までご相談ください。
お子さまの皮膚にトラブルが起きる原因は、大きく分けて以下の4つがあります。
子どもの肌は角質層が薄く、水分を蓄える力が弱いため、すぐに乾燥してしまいます。バリアが壊れた隙間から、ダニ、ハウスダスト、食べ物などのアレルゲンが入り込むことで、アトピー性皮膚炎や慢性的な湿疹を引き起こします。
尿や便に含まれる成分、おむつの中の蒸れが刺激となります。
子どもは大人と同じ数の汗腺(汗の出口)が狭い範囲に密集しています。汗が詰まることで炎症が起きます。
子どもの肌は虫の唾液成分に対して過敏に反応しやすく、大きく腫れたり水ぶくれになったりすることがあります。
黄色ブドウ球菌などの細菌が、ひっかき傷や湿疹に入り込んで起こります。文字通り「とびひ」するように全身に広がります。
ウイルス感染によって生じます。放っておくと数が増えたり、家族や友だちにうつったりすることがあります。
手足口病、水ぼうそう、麻疹、りんご病など、全身の感染症の症状として皮膚に発疹が現れます。
特定の食べ物や薬剤、接触したものに対して免疫が過剰に反応し、蕁麻疹(じんましん)などを引き起こします。
お子さまの皮膚に以下のような様子が見られたら、受診を検討しましょう。
正確な診断のために、当院では視診(目で診ること)に加えて以下の検査を行うことがあります。
「いつから」「どこに」「どのような形(赤み、水ぶくれ、カサカサ)」で出ているかを確認します。家族にアレルギーがあるか、新しい食べ物や石鹸を試さなかったかなども重要なヒントになります。
アトピー性皮膚炎の悪化要因や、特定の食物・環境アレルゲン(ダニ・花粉など)を調べるために、少量の採血を行うことがあります。
発熱を伴う場合、必要に応じてウイルス感染症の検査を行います。
お子さまの皮膚治療のゴールは、今の症状を抑えるだけでなく、「トラブルの起きにくい強い肌を作ること」にあります。
治療と同じくらい大切なのが、日々のケアです。
お子さまの皮膚トラブルは、成長とともに変化していきます。乳児湿疹だと思っていたものが、実はアトピー性皮膚炎の始まりであることもあれば、正しいスキンケアだけで劇的に改善することもあります。
「お母さん、お父さんのケアが足りないから」ではありません。当院では、頑張るご家族の味方として、最新の知見に基づいたアドバイスと治療を提供します。
お子さまの肌がツルツルになり、笑顔で過ごせるよう、一緒にケアに取り組んでいきましょう。
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